養子縁組希望者の年齢について

不妊治療を終える年齢が以前に比べて高くなり、養親を希望する夫婦の年齢も高くなってい
ます。そのため、やっと治療を終えて養子縁組を検討しようと思い至っても、年齢がネックと
なり、養親の条件から外れてしまう夫婦も多いと聞きました。
特別養子縁組で養親となる人は25歳以上でなければならないと法律で決められていますが (一方が25歳以上、もう一方が20歳以上であれば可)、年齢の上限は決められていません。国の「里親委託ガイドライン」では、「養子里親の年齢は、子どもが成人したときに概ね65歳以下となるような年齢が望ましい」とされています。ただ、里親委託ガイドラインは法律ではないの で、養親の年齢制限をどう考えるかについては、個々の児童相談所や民間機関に問い合わせる必要があります。 一律に「OO歳以上は不可」ということではなく、子どもとの年齢差で養親選ぴが検討され ることもあるようです。例えば、児童相談所や民間機関が「養親と子どもとの年齢差は40歳くらいまで」と考えている場合、 2歳の子どもの養親の年齢を42歳くらいまでとするなどです。 年齢制限は養親希望者にとって大きな問題です。養親縁組という家族のかたちがもっと知られるようになり、特別養子縁組の制度も周知され、子どものいない夫婦が早い段階で養親になるということを選択肢の一つとして検討できるような時代がくることを願うばかりです。