子どもが紹介されるまでに、何をして待つべきか

子どもが紹介され、実際に養子縁組がおこなえるまでにさらにできることはないでしょうか。その期間は、子どもの福祉・里親の制度、と養子縁組についてさらに知識を深めるために使えます。里親登録をした時点で、すると、児童相談所や里親会の研修、関連イベントの案内が届くことになる場合が多いので、ぜひ参加しましょう。
例えば児童相談所の研修に参加すれば、里親養育について何も知らなくても、少しずつわかってきます。漠然と子育てについてテキストで学ぶよりも、研修内容から自分の関心が広がっていくかもしれません。
現在、児童相談所の研修についても種類自体がバリエーションに富み、未経験の里親に対して講義研修や施設研修を開催している所もあります。また、未委託里親と、乳児院や児童養護施設などで暮らす子どもたちが交流する場や、施設ボランティアをするための窓口を提供する児童相談所もあります。経験のない里親にとって、社会的養護を必要とする子どもに関する理解を深められるまたとない機会です。
委託を待っている里親は、児童相談所の管轄内に多くいるそうです。登録しただけで、例えば研修などに参加せずにいると、児童相談所の職員などから印象を忘れられてしまうかもしれません。また、児童相談所の職員には異動もあるため、担当職員が入れ替わり、互いに顔を知らなければ、里親委託が必要な子どもが現れた際、適切な里親としてあなたをイメージしてもらうことが難しくなる恐れもあり、順番が遠ざかってしまいかねません。研修などに参加することで「子どもの紹介を待っている状態の自分」のアピールにつながることもありえます。3551