養子縁組に必要な条件

特別養子縁組を成立させるためには一定の要件を満たさなければいけません。 それぞれの項目を順位見ていきましょう。

①結婚済みの男女

特別養子縁組の場合、養親となる者はすでに籍を入れている男女2名が揃っている必要があります。 普通養子縁組であれば一人でもかまいませんが、特別となると子どもの年齢が小さいため、お父さんとお母さんの2人ともが必要になってくるのです。 以前は結婚していたものの、何かしらの理由で離婚してしまい、今は一人しかいないという場合はどうでしょうか? このケースでは残念ながら、養子縁組は認められません。どんな理由があれ、今現在、法的に夫婦関係にある者2名でなければならないのです。

②養親には何歳からなれるか

特別養子縁組で養親になる者には、年齢に縛りがあります。 成人でなければならないという点では普通養子縁組と同じです。 しかし特別の場合、養親となる者のうち1名が25を超えていなければなりません。 たとえば2名のうちの女性が22歳・男性が24歳という場合、縁組は受理されません。

③血縁者の同意

普通養子縁組と違い、養子となる子の実の親、それも両親双方の同意が必要になります。

④環境要件

特別養子縁組が認められるためには、その教育環境も許可審査の対象となります。 たとえば経済的に養っていくのが困難・家庭内暴力や過度の虐待などの事実が認められ、 これ以上同じ家庭に置いておくのは子どもにとって明らかに害であり、親にも育児を続けていく見込みがないと判断された場合などです。

この他にも、特別養子縁組の場合は元親の名前は戸籍に表記されず、よほどの理由がない限り縁組を解除することは不可などの条件もあるので押さえておきましょう。